E. 年表

第 1 部「JavaScript の起源」

1989 年 CERN で Tim Berners-Lee がハイパーテキストプロジェクトを開始
1990 年 12 月 25 日 Tim Berners-Lee による初めてのウェブブラウザが完成
1991 年 8 月 6 日 Tim Berners-Lee が「ワールドワイドウェブ」を一般に公開
1992 年 Brendan Eich が Silicon Graphics を離れ MicroUnity に入社
12 月 Marc Andreessen と Eric Bina が NCSA Mosaic ブラウザの開発を開始
1993 年 6 月 Unix 向け Mosaic のアルファ版がリリース
11 月 11 日 Microsoft Windows 向け Mosaic がリリース
1994 年 4 月 後に Netscape Communications Corporation と改名される会社を Jim Clark と Marc Andreessen が設立
9 月 Netscape のブラウザが初めてのパブリックベータ
12 月 Netscape のブラウザが製品リリース (Navigator 1.0)
1995 年 Q1 Brendan Eich が「ブラウザで動く Scheme を作る」仕事をしないかと Netscape への誘いを受ける
4 月 Sun による Java 1.0 のアルファリリース
4 月 3 日 Brendan Eich が Netscape で働き始める; サーバーチームに割り当てられる
4–5 月 Netscape 内でブラウザ向けスクリプト言語の戦略立案と議論が行われる
5 月 6–15 日(?) Brendan Eich が 10 日間のスプリントで「Mocha」を実装
5 月 16 日(?) Netscape のエンジニアリングスタッフに向けて Mocha のデモが披露
5 月 16–31 日(?) Mocha を Netscape 2.0 に含めることが決定
5 月 23 日 Sun が Java を発表; Netscape はブラウザでの利用に向けて Java をライセンスすることを発表
5 月 26 日 Bill Gates が「インターネットの大波 (Internet Tidal Wave)」と題されたメモを社内に配布
Eich は Mocha のブラウザへの統合、JavaScript の機能拡充、バグ修正に取り組む
8 月 9 日 Netscape が IPO
8 月 16 日 Microsoft Internet Explorer 1.0 がリリース
Netscape 2.0 の機能凍結
9 月 18 日 Netscape 2.0 beta 1 がリリース; LiveScript と Java 1.0 を搭載
10 月 Robert Welland が「Internet Explorer にスクリプティングを入れる」ために Microsoft へ入社
Q4 Microsoft で Robert Welland, Sam McKelvie, Peer Kukol がベータ版 LiveScript のリバースエンジニアリングを行い、LiveScript を実行するインタープリタを作成する
11 月 22 日 Windows 95 向けと Windows NT 向けの Microsoft Internet Explorer 2.0 がリリース
12 月 4 日 Netscape と Sun がプレスリリースで JavaScript を発表
12 月 5 日 Microsoft がウェブアプリケーションの標準を Visual Basic にする意思を表明
1996 年 Q1 Shon Katzenberger が JScript インタープリタを引き継ぎ、VBScript サポートを追加する
1996 年 3 月 18 日 JavaScript 1.0 を搭載した Netscape 2.0 が出荷
JavaScript 1.0 を搭載した Netscape LiveWire Server が出荷
5 月 29 日 JScript と VBScript を搭載した Internet Explorer 3.0 beta 1 がリリース
8 月 13 日 JScript 1.0 を搭載した Internet Explorer 3.0 が出荷
8 月 19 日 JavaScript 1.1 を搭載した Netscape 3.0 が出荷
Q3 Brendan Eich が Mocha を置き換える SpiderMonkey を作成; JavaScript 1.2 の設計に着手
Clayton Lewis が Netscape における JavaScript チームのマネージャとなり、チームが成長する
11 月 21–22 日 Ecma TC39 スタートアップ会合
12 月 SpiderMonkey と初期の JavaScript 1.2 機能を搭載した Netscape 4 beta 1 が出荷
Microsoft が JScript と VBScript を搭載した Active Server Pages (ASP 1.0) を出荷
1997 年 1 月 Internet Explorer の JScript 2.0 アップデートが出荷
4 月 Netscape 4 beta 3 がリリース; JavaScript 1.2 に正規表現のサポートが追加
6 月 JavaScript 1.2 を搭載した Netscape 4.0 が出荷
9 月 ECMAScript 規格の第 1 版が完成、公開
10 月 JScript 3.0 を搭載した Internet Explorer 4.0 が出荷

第 2 部「規格の作成」

1995 年 12 月 4 日 Netscape と Sun が JavaScript をオープンな規格として W3C と IETF に提案する意思を表明
1996 年 3 月 JavaScript 1.0 を搭載した Netscape 2.0 が出荷
Q1–Q2 Netscape と Ecma 事務総長が非公式に接触
8 月 JavaScript 1.1 を搭載した Netscape 3.0 が出荷
JScript 1.0 を搭載した Internet Explorer 3.0 が出荷
Q3 Brendan Eich が JavaScript 1.2 の実装を開始
9 月 Ecma 調整委員会が JavaScript 規格に関するスタートアップ会合を承認
10 月 10 日 Netscape が Ecma 準会員になることを申請
10 月 30 日 Ecma が「Java Scriptママ に関するプロジェクトのスタートアップ会合」への公開招待状を公開
11 月 21–23 日 Ecma TC39 スタートアップ会合; 「ECMAScript」が言語の名前のプレースホルダーとして使われる
Netscape と Microsoft が JavaScript の参考仕様を提供
Borland の Michael Gardner が暫定的な編集者となる
12 月 SpiderMonkey と初期の JavaScript 1.2 機能を搭載した Netscape 4 beta 1 が出荷
Gardner が Eich, Katzenberger らと共同で共通仕様の第 1 ドラフトに取り組む
12 月 18 日 Microsoft が Ecma 通常会員になることを申請
12 月 19–20 日 Ecma 総会がウェブ言語技術委員会として TC39 を設立し、活動計画を承認
1997 年 1 月 Internet Explorer 3 の JScript 2.0 (JavaScript 1.1 機能) アップデートが出荷
1 月 10 日 JavaScript 仕様の第 1 ドラフトが TC39 メンバーに配布
1 月 14–15 日 第 2 回 TC39 会合; Scott Wiltamuth が言語の名前の選択肢を示したリストを提示
毎週の会合/通話会議を行う技術的ワーキンググループ (WG) が設立
1 月 15 日 第 1 回技術的ワーキンググループ会合
JavaScript 1.1 より新しい機能とホスト API を規格に含めないことに合意
1 月 15–22 日(?) Borland は Ecma に加入せず; Gardner が編集者を退任
1 月 31 日 Guy Steele が TC39 の編集者に就任
Q1 毎週の技術的ワーキンググループ会合
3 月 12 日 仕様の第 12 ドラフトが配布
3 月 18–19 日 第 3 回 TC39 会合; 仕様の完成を認可して承認のため総会に提出する権限が技術的ワーキンググループに与えられる
名前の模索が続く; 「LiveScript」を使えるかもしれないと Netscape がほのめかす
5 月 5 日 仕様の第 18 ドラフトが総会でのレビューのため Ecma 事務局に提出
6 月 JavaScript 1.2 を搭載した Netscape 4.0 が出荷
6 月 26–27 日 Ecma 総会が JavaScript の規格を ECMA-262 として承認
規格の公開は編集上の修正と名前の問題の解決が行われるまで延期
7 月 15–16 日 第 4 回 TC39 会合; 命名について: LiveScript は使えない; 命名の問題は未解決
「バージョン 2」の目標、プロセス、機能に関する準備段階の議論
9 月 16–17 日 TC39 が「ECMAScript」という名前に合意; ECMA-262 を公開
「V2」を第 1 版と互換にすることに合意
9 月 23–24 日 Ecma が ECMA-262 を ISO/IEC ファストトラックプロセスに提出
10 月 JScript 3.0 を搭載した Internet Explorer 4.0 が出荷 ── ECMA-262 への準拠をアピール
Guy Steele が TC39 の編集者を退任; 後任は Mike Cowlishaw
技術的ワーキンググループが毎月の会合を開始
10 月 9 日 6 か月にわたる ISO/IEC の投票期間が開始
10 月 10 日 技術的ワーキンググループが「バージョン 2」に向けた機能リストのドラフトを作成
1998 年 Q1 TC39 技術貢献者のほぼ全員が入れ替わる
Brendan Eich が Netscape ブラウザのコードをオープンソースにするプロジェクトに参加
2 月 18 日 TC39 は 1999 年 6 月を「V2」公開の目標に設定
1998 年 2 月 19 日 技術的ワーキンググループ会合
記録に残る Brendan Eich の最後の参加; Waldemar Horwat (Mozilla), Herman Venter (Microsoft), Rok Yu (Microsoft) が初めて参加
Netscape と Microsoft から例外処理の提案
3 月 31 日 Netscape がブラウザのソースコードを mozilla.org に公開
4 月 9 日 ISO/IEC の投票が終了; 27 ページのコメントが提出
4 月 22 日 「V2」仕様の第 1 ドラフトが完成; ES1 仕様がベース
5 月 Bill Gibbons が「V2」作業ドラフトの編集者に就任
技術的ワーキンググループが「ステータスドキュメント」を使った進捗管理を開始
HP が国際化サポートの要件に関するコメントを提出
5 月 18 日 ブラウザの配布方法に関して独占禁止法に違反しているとして米国司法省が Microsoft を提訴
6 月 15 日 ISO コメント対処会合 (Disposition of Comments meeting) にて、投票時に指摘された問題が解決
7 月 ISO/IEC 16262:1998 として公開するため、更新された仕様が ISO へ提出
8 月 Ecma が ECMA-262 第 2 版を公開
JavaScript 1.3 を搭載した Netscape 4.06 が出荷 ── ECMA-262 への準拠をアピール
9 月 ES2 での変更が「V2」の作業ドラフトにマージされる
9 月 16 日 I18N ワーキンググループが設立
11 月 18 日 I18N ワーキンググループ会合; 議長は IBM の Richard Gillam
ECMA-262 仕様では最小限のローカリゼーションフックだけが計画される
I18N 機能の大部分は個別のライブラリ/仕様にするべきと判断される
11 月 19 日 技術的ワーキンググループ会合
IBM が十進算術の追加を提案
「機能リスト」のレビューと更新; 多くの機能が「V2」より後に延期
undefined に対するグローバル束縛が追加
「V2」が完成する前に各ブラウザが独自の例外機構を出荷してしまうのではないかという懸念
11 月 28 日 AOL が Netscape Communications Corp の買収を発表
1999 年 Q1 入れ子になった関数およびクロージャに関する作業が大きく進む
Netscape の実装と Microsoft の実装でスコープの意味論が違うことが発見される
正規表現: Perl 5 の機能は入れるべきか?
TC39 は次のリリースを「V2」ではなく「E3」と呼ぶようになる
2 月 19 日 Waldemar Horwat が JavaScript 2.0 の設計を披露
3 月 17 日 AOL が Netscape の買収を完了
3 月 29 日 TC39 会合: スケジュールに 6 か月の遅延; 新しい目標は 1999 年 12 月
3 月 30 日 技術的ワーキンググループは「E3」機能リストにさらなるトリアージを行う
Q2 問題を解決し仕様を完成させるための集中的な作業
7 月 12–13 日 技術的ワーキンググループが作業ドラフトに対して節ごとの詳細なレビューを行う
8 月 8 日 E3 ステータスドキュメントの全ての節が「内容に合意があった」もしくは「変更無し」となる
8 月 20 日 Bill Gibbons が「第 3 版最終ドラフト候補」を完成
9 月 23–24 日 「E3」を扱う最後の技術的ワーキンググループ会合; Bill Gibbons が転職に伴い退任
仕様を完成させるタスクは Herman Venter と Waldemar Horwat が受け継ぐ
仕様に「関数の融合 (joined function)」が追加
例外クラスに関して最終的な合意
名前付き FunctionExpression における識別子のスコープ規則に関して合意
9 月 24 日 TC39 が ECMA-262 第 3 版の投票を行い、Ecma 総会へ提出
10 月 13 日 最終ドラフトが Ecma 事務局に提出
11 月 15–16 日 最終ドラフトに細かな修正
仕様通りに String.replace を実装するとウェブサイトが壊れることを Microsoft が発見; Microsoft の以前の振る舞いに合うよう最終仕様が変更
12 月 16–17 日 Ecma 総会が ECMA-262 第 3 版を承認
2000 年 3 月 25 日 Waldemar Horwat が ES3 の正誤表をまとめた公式のウェブページを作成
7 月 ES3 準拠の JScript 5.5 を搭載した IE5.5 を Microsoft が出荷
11 月 ES3 準拠の JavaScript 1.5 を搭載した Netscape 6 を Netscape が出荷

第 3 部「失敗した改革」

1997 年 7 月 Oracle が ECMAScript を「コンポーネントスクリプト言語」と紹介するプレゼンテーションを行う
1998 年 Q1 Waldemar Horwat と Herman Venter が初めて TC39 に参加
2 月 Dave Raggett の Spice 提案が TC39 に提出
5 月 4–5 日 Dave Raggett が「HTML の将来を形作る」という W3C ワークショップの共同議長を務める
W3C が HTML を凍結して「何らかの XML タグ集合一式をベースとした次世代 HTML の新たなスタートを切る」ことを決定
5 月 15 日 Jeff Dyer が初めて TC39 に参加
6 月 NetObjects による ECMAScript Components 仕様の第 1 ドラフト
11 月 Dave Raggett が改訂された Spice 提案を TC39 に提示
TC39 はクラス、数値単位、タプル、モジュールに関心を持つ
TC39 Spice ワーキンググループが設立
12 月 Raggett による新しい提案に続く Spice ワーキンググループの通話会議
1999 年 Q1 Spice ワーキンググループで議論; 静的なアプローチと動的なアプローチで意見が対立
2 月 19 日 Waldemar Horwat が Netscape JavaScript 2.0 仕様を披露
3 月 Spice ワーキンググループが「モジュール化機能サブグループ」に改名
3 月 30 日 TC39 が第 4 版以降を見据えた「機能リスト」を作成
5 月 簡単な JavaScript 風スクリプト言語を搭載した Macromedia Flash が出荷
6 月 ECMA-290 ECMAScript Components 仕様が Ecma 総会によって承認
Q4 TC39 の注目は ES41 に移る
10 月 14 日 モジュール化機能サブグループの会合 (英国ブリストルの HP 研究所)
11 月 TC39 が仮の ES41 機能リストのドラフトを作成
12 月 16–17 日 Ecma 総会が ECMA-262 第 3 版を承認
2000 年 1 月 Microsoft が 12 月までに「第 4 版」を完了させること、そのために機能を削ることを要望
Microsoft が型注釈のために必要な ES3 仕様への変更をまとめた提案を配布
6 月 22 日 Microsoft が .NET フレームワークを発表
7 月 11 日 初期バージョンの JScript .NET が含まれた .NET のプレビューを Microsoft が配布
7 月 13 日 Herman Venter が JScript .NET の設計を TC39 会合で議論
8 月 Macromedia Flash 5 が出荷 ── ECMAScript の方言である ActionScript を搭載
8 月 17 日 Netscape が JavaScript 2.0 提案から生まれた ES41 提案を披露
8 月 22 日 Herman Venter と Waldemar Horwat が接触し、JavaScript 2 と JScript .NET の調整を試みる; 43 個の相違点を発見
2001 年 Douglas Crockford が JavaScript の布教を始める
1 月 TC39 の管轄が .NET を含むよう拡大; ECMAScript の取り組みは TC39-TG1 に移行
6 月 ECMA-327 ECMAScript 第 3 版コンパクトプロファイルが Ecma 総会によって承認
8 月 27 日 Internet Explorer 6 がリリース
11 月 17 日 Waldemar Horwat が JavaScript 2.0 に関する論文を MIT 軽量言語ワークショップで発表
2002 年 3 月 ES41 完了の目標期日が 2003 年 12 月に移動
6 月 BEA が ECMAScript に XML 拡張を追加するプロジェクト (E4X) を提案
Herman Venter が参加した最後の TC39-TG1 会合
8 月 E4X 仕様に関する作業が開始
9 月 22 日 Phoenix 0.1 (Firefox の前身) がリリース
12 月 Douglas Crockford が JSON を世界に紹介; ウェブサイト https://json.org を立ち上げる
2003 年 1 月 Apple が WebKit と Safari ブラウザを発表
3 月 TG1 が E4X に集中するために ES41 を延期することを議論; しかし延期はせず
5 月 Jeff Dyer が Macromedia に入社; ActionScript 3 の開発に参加
7 月 15 日 AOL が Netscape の運用を停止; スタッフのほとんどをレイオフ
Waldemar Horwat が ES4 編集者を退任
TG1 は E4X に集中するため ES41 の作業を停止
独立した Mozilla Foundation が設立
9 月 Macromedia が ES41 の構文を緩くベースとした ActionScript 2 をリリース
2003 年 11 月 Macromedia が TC39-TG1 に参加するため Ecma に加入
12 月 ECMA-357 ECMAScript for XML 仕様が Ecma 総会によって承認
2004 年 5 月 Mozilla Foundation が非営利会員として Ecma に加入
6 月 Brendan Eich が WHATWG の立ち上げに手を貸す
Brendan Eich が 1998 年 2 月以来初めて TC39 (TG1) 会合に参加
TG1 は「ES41 ほど複雑でないもの」を作るために ES41 を破棄することを決定
Jeff Dyer が ES4 編集者に就任
Q3–Q4 TG1 は主に E4X 第 2 版に取り組む
11 月 9 日 Firefox 1.0 がリリース
2005 年 Dojo フレームワークがリリース
Q1–Q3 TG1 は主に E4X 第 2 版に取り組む
2 月 Jesse James Garrett が「AJAX」という言葉を考案
Q2–Q4 Brendan Eich が ES42 の課題と目標をブログや講演で語る
4 月 Adobe が Macromedia 買収の合意を発表
9 月 Brendan Eich が TC39-TG1 の議長に就任
Eich は TG1 を ES42 に集中させる
スケジュールの目標: 6 か月で機能合意、1 年でドラフト
ES42 仕様を「操作的意味論言語」で記述することが決定
9 月 26 日 ICFP で Brendan Eich による基調講演: 「10 年が経過した JavaScript (JavaScript at Ten Years)」
10 月 Brendan Eich がブログ記事で形式的な「検証可能な仕様」への関心を示す
11 月 Macromedia が ActionScript 3 仕様を TG1 に提供
Graydon Hoare が初めて TG1 会合に参加; Mozilla を代表
11 月 30 日 JavaScript 1.6 を搭載した Firefox 1.5 が出荷
12 月 ECMA-357 第 2 版 E4X を Ecma 総会が承認
Adobe が Macromedia の買収を完了
2006 年 フレームワークの jQuery と MooTools がリリース
TG1 は ES42 提案をプライベートな wiki で管理、議論
1 月 Adobe が ActionScript 3 から派生したドラフト「Ecmascriptママ 4 言語仕様」を提供
2 月 Lars Hansen が初めて TG1 会合に参加; Opera を代表
Dave Herman が初めて TG1 会合に参加
Dave Herman が形式仕様のテクニックについて TG1 でプレゼンテーションを行う
Maciej Stachowiakof が初めて TG1 会合に参加; Apple を代表
3 月 Cormac Flanagan が初めて TG1 会合に参加
Q2-Q3 Dave Herman が利用可能な形式仕様言語を探る
4 月 Pratap Lakshman が初めて TG1 会合に参加; Microsoft を代表
TG1 の目標: 2007 Q1 までに ES42 を検証し、総会への提出の準備を整える
6 月 Adobe が Flash ActionScript 3 を発表
ES4 wiki が一般に公開; es-discuss メーリングリストも誰からでもアクセス可能に
Douglas Crockford が初めて TG1 に参加; Yahoo! を代表
Crockford が ES42 に関して ES3 との互換性の問題を提起
Microsoft は IE7 の後に ES4 を実装するつもりだと Pratap Lakshman が発言
7 月 27–28 日 TG1 会合; Douglas Crockfords が後方互換性の重要性を強調
後方互換性は Microsoft の最大懸案事項だと Pratap Lakshman が発言
10 月 18 日 Internet Explorer 7 がリリース
10 月 19–20 日 TG1 が ML ベースの参照実装を使って ES42 を規定することを決定
Q4 の残り SML を使った参照実装の初期作業が進む
10 月 24 日 JavaScript 1.7 を搭載した Firefox 2.0 がリリース; Python と ES42 に影響を受けた実験的機能が実装
11 月 6 日 Tamarin: Adobe が ActionScript 3 の VM を Mozilla に提供 (オープンソース)
11 月 15 日 Douglas Crockford がブラウザセキュリティサミットを Yahoo! で開催
11 月 16 日 Mike Cowlishaw が TG1 に参加; IBM は ES42 で十進算術を要望
2006 年 12 月 Jeff Dyer が ML コードと仕様テキストの統合を実験
TG1 ES4 ワーキンググループは週ごとの通話会議と月ごとの会合/ハッカソンを開催
ハイブリッド構造的型システムおよびその他の意味論に関する作業が進む
ML による ES42 の参照実装に関する作業が進む
2007 年 1 月 Pratap Lakshman が Microsoft DevDiv のマネージャらに対して ES42 の方向性を質問するメールを送信
Allen Wirfs-Brock が ES42 に反対することを Microsoft に勧める
2 月 TG1 会合において、Microsoft が ES42 の活動に反対することを Pratap Lakshman が発表
Wirfs-Brock と Crockford が ES3 のメンテナンスを共同で提案することに合意
3 月 15 日 TG1 は ES3 のメンテナンスに再度注力すべきだという Microsoft と Yahoo! の共同提案
3 月 21–23 日 Microsoft での TG1 会合; Allen Wirfs-Brock が TG1 会合に初めて参加
ES42 の取り組みと TG1 の目標に関する激しい議論
Microsoft と Yahoo! に ES3.1 プロジェクトの開始を認めることに合意
3 月 29 日 Crockford と Wirfs-Brock が接触; ES3.1 の目標と設計指針のドラフトを作成
4 月 Lars Hansen が Adobe に移籍; ES42 への関与は続ける
4 月 4 日 Douglas Crockford が自身のまとめた ECMAScript に推奨される変更のリストを更新
4 月 15 日 wiki に ES3.1 の初期提案が掲載; 多くは Crockford がまとめた提言を改変したもの
4 月 18–20 日 TG1 会合; ES3.1 ワーキンググループは ES3.1 で ML の参照実装を使うことに反対
Adam Peller が初めて TG1 会合に参加; IBM を代表
Pratap Lakshman が主要なブラウザの間に存在する JavaScript の相互運用性の問題を調査
6 月 8 日 ES42 の参照実装のパブリックな「M0」リリースが発表
6 月 21 日 Alex Russell が初めて TG1 会合に参加; Dojo Foundation を代表
6 月 22 日 ES42 仕様の執筆を 9 月までに完了させるために、執筆開始への行動喚起が行われる
Q3–Q4 ブログ記事やカンファレンスのパネルディスカッションで ES3.1 と ES42 に関して公開論争が起こる
9 月 7 日 ES42 の仕様完成の目標期日が 2008 年 9 月に再設定
Lars Hansen が ES42 編集者に就任
9 月 26 日 Pratap Lakshman が報告書「JScript が持つ ES3 からの逸脱 (JScript Deviations from ES3)」を公開
9 月 27–28 日 TG1 会合; ES42 wiki にある提案の選別が行われる
54 個の提案が承認; 26 個の提案が破棄あるいは延期
Jeff Dyer が「ES3 のメンテナンス」提案の破棄を強く主張
ES3.1 を ES42 提案として破棄し、wiki の新しい名前空間に移すことが決定
Waldemar Horwat が 2003 年以来初めて TG1 会合に参加 (議長が招いたゲスト)
10 月 16 日 Google が Ecma 通常会員となる; Waldemar Horwat が Google を代表
10 月 21 日 Lars Hansen が 40 ページの「ECMAScript 4 言語概要 (ECMAScript 4 Language Overview)」を完成させる
10 月 23–24 日 Ecma 調整委員会の会合で TC39-TG1 内の不和に関する懸念が提起
11 月 Lars Hansen が ES42 の様々な側面を説明する 3 つの報告書を公開
11 月 8–9 日 TG1 会合; Ecma プレジデント John Neumann が参加
Neumann は TG1 を完全な TC に格上げすることを提言; Ecma による監視が行き届くようにするため
Douglas Crockford が「Secure ECMAScript (SES)」プロジェクトを新しく提案
TG1 が ES3.1, ES4, SES に大きな関心を持っていることが投票で示される
12 月 Adobe と Microsoft が新しい TC39 議長として John Neumann を共同で推薦することに合意
2008 年 TC39-TG1 が単なる TC39 に戻る; これまでに存在した TC39 TG は TC49 に移行
Q1-Q2 ES3.1 ワーキンググループが組織; ES3 から派生した新しい仕様の取り組みを開始
2 月 Jeff Dyer が新たな ES42 活動計画を公開
Dyer と Hansen が「奇妙、有用性が不確か、あるいはコストの高い」ES42 機能の延期を提案
5 月 Douglas Crockford が書籍 JavaScript: The Good Parts を出版
5 月 29–30 日 TC39 会合; ES3.1 と ES42 の仕様ドラフトが披露
6 月 Adobe が ES42 プロジェクトから撤退
6 月 17 日 JavaScript 1.8 を搭載した Firefox 3.0 がリリース
7 月 23–25 日 TC39 会合 (オスロ); ES42 が終了; TC39 は ES3.1 と「Harmony」に注力
8 月 ES42 の終了と Harmony プロジェクトの開始が一般に公表
2009 年 12 月 3 日 ECMA-290 ECMAScript Components 仕様が Ecma 規格として取り下げ
2015 年 6 月 17 日 ECMA-327 コンパクトプロファイルと Ecma-357 E4X が Ecma 規格として取り下げ

第 4 部「JavaScript の現代化」

2006 年 5 月 Google が GWT (Java から JavaScript へのトランスパイラ) をリリース
2007 年 12 月 Apple が JavaScript のベンチマークスイート SunSpider をリリース
10 月 Google が Caja (セキュアな JavaScript) プロジェクトを一般に発表
2008 年 1 月 24 日 Mark Miller が初めて TC39 会合に参加; Google を代表
Kris Zyp が初めて TC39 会合に参加; Dojo Foundation を代表
2 月 21 日 ES3.1 ワーキンググループが設計を議論する週二回の通話会議を開始
2 月 26 日 ES3.1 の目標が改訂; 「主要ブラウザ 4 つのうち 3 つにある機能は採用」のルールが追加
3 月 Pratap Lakshman が ES3.1 仕様の編集者を務める
ES3.1 のベースとなる文書が ES3 仕様と正誤表から作成される
執筆のタスクは ES3.1 ワーキンググループに参加していた 7 人に割り当てられる
4 月 22 日 メールフォーラム es3.1-discuss がオープン
Allen Wirfs-Brock が Object.defineProperty の設計スケッチを投稿
4 月 24 日 strict モードという概念と "use strict"; ディレクティブの議論
5 月 29–30 日 ES3.1 仕様のドラフトが TC39 会合で披露され、wiki に投稿される
6 月 Adobe が ES42 プロジェクトから撤退
6 月 10 日 Mark Miller が構造化された疑似コードを使うよう ES3.1 のドラフトを更新
6 月 17 日 JavaScript 1.8 を搭載した Firefox 3.0 がリリース; 「式クロージャ」が実装
7 月 4 日 ES3.1 ドラフトがアクティベーションオブジェクトの代わりに字句的環境を使うようになる
ブロックスコープの const 宣言
7 月 15 日 Allen Wirfs-Brock が「静的オブジェクト関数: ユースケースと理論的根拠 (Static Object Functions: Use Cases and Rationale)」を投稿
7 月 23–25 日 TC39 会合 (オスロ); ES42 が終了; TC39 は ES3.1 と「Harmony」に注力
Harmony に関する議論でクラスを字句的なクロージャに脱糖する手法の話題が出る
8 月 ES42 の終了と Harmony プロジェクトの開始が一般に公表
Harmony ストローマンのページが TC39 wiki に作られる
8 月 28 日 TC39 Secure ECMAScript (SES) ワーキンググループの初回会合
9 月 1 日 ES3.1 ドラフトに十進算術の初期的なサポートが追加
9 月 2 日 Google が Chrome ブラウザのプレビューをリリース; JavaScript エンジン V8 を搭載
10 月 13 日 Waldemar Horwat が束縛の「デッドゾーン」に関する 4 つの選択肢を示したリストを es-discuss に投稿
Dave Herman による「ラムダ」のストローマン提案
11 月 Cormac Flanagan がクラスに関する最初の Harmony ストローマンを投稿
11 月 19–20 日 TC39 会合; ES3.1 の最終機能レビュー
十進算術と const 宣言が Harmony まで延期
11 月 21 日 wiki のストローマンページには 7 個のエントリーが存在
11 月 29 日 Brendan Eich が Wirfs-Brock 考案の Smalltalk 風「ブロックラムダ」の提案を投稿
12 月 11 日 Google Chrome 1.0 がリリース
2009 年 1 月 CommonJS プロジェクトが開始
Kris Kowal と Ihab Awad が TC39 で後に CommonJS モジュールとなるモジュールシステムを発表
Douglas Crockford が ADsafe をローンチ
1 月 28 日 TC39 会合; Pratap Lakshman が IE の中で動く Microsoft ES3.1 のプロトタイプを披露
3 月 19 日 ES3.1 の機能を部分的にサポートする Internet Explorer 8 がリリース
3 月 24 日 SES ワーキンググループの最後の会合
3 月 25–26 日 Pratap Lakshman が ES3.1 編集者を退任; 後任は Allen Wirfs-Brock
ES3.1 が ES5 に改名; 「ES4」という名称が使われる可能性は無くなった
4 月 7 日 ES5 仕様の「最終ドラフト」が TC39 wiki に投稿
5 月 Node.js の初めてのパブリックバージョンがリリース
Eric Arvidsson が初めて TC39 会合に参加; Google を代表
Brendan Eich による「キャッチオール」の Harmony ストローマン提案
6 月 Microsoft が ES5 の新機能テストスイートを Ecma に提供
Google が ES3 テストスイート Sputnik をオープンソースでリリース
6 月 17 日 Apple Safari が更新され、JavaScript エンジン Nitro が搭載される
2009 年 6 月 24 日 TraceMonkey による JavaScriopt 最適化を搭載した Firefox 3.5 がリリース
7 月 「Harmony 目標声明」が TC39 wiki に投稿
8 月 wiki の Harmony ストローマンページには 21 個の提案が存在
8 月 17 日 ES5 の引数オブジェクトがウェブサイトを壊すことを Apple が発見
8 月 27 日 ES5 Release Candidate 1 がリリース
9 月 23 日 承認を受けるため ES5 を Ecma 総会に提出することが TC39 の投票で決定
10 月 28 日 ECMA-262 第 5 版がレビューを受けるため Ecma 総会に提出
12 月 Jeremy Ashkenas が CoffeeScript の開発を開始
Tom Van Cutsem が es-discuss に「プロキシに基づくキャッチオール提案」を投稿
11 月 5 日 Sam Tobin-Hochstadt が初めて TC39 会合に参加; 所属はノースイースタン大学
11 月 7 日 Brendan Eich が Harmony にはセカンドクラスのモジュールシステムが必要だと発言
12 月 3 日 Ecma 総会が ECMA-262 第 5 版を承認、公開
2010 年 Remy Sharp が「polyfill」という言葉を考案
Ben Alman が「IIFE」という言葉を考案
Q1 Dave Herman が Mozilla に加わる
Dave Herman と Sam Tobin-Hochstadt が「シンプルモジュール」を設計
1 月 ES5 に対する ISO ファストトラックプロセスが開始
Tom Van Cutsem が初めて TC39 会合に参加; 所属は Vrije Universiteit
2 月 Ihab Awad が「Emaker スタイル」のモジュール提案を発表
4 月 wiki の Harmony 目標ページに機能構想が追加
5 月 TC39 が Test262 プロジェクトを開始; Microsoft の ES5conform と Google の Sputnik を統合
TC39 はシンプルモジュール提案に集中するべきだと Ihab Awad が提言
9 月 Alon Zakai が C を JavaScript にコンパイルする Emscripten をリリース
「高整合性抽象化」をクラスの第一目標とすべきかどうかついて TC39 で意見が対立
12 月 Allen Wirfs-Brock が Microsoft を離れ Mozilla に加わる
Harmony wiki のストローマンページには 66 個の提案が存在
2011 年 2011 年内に 4 つの ES6 仕様ドラフトがリリース
1 月 Brendan Eich がブログ記事「私の夢の Harmony (Harmony of My Dreams)」を公開
3 月 Wirfs-Brock がクラス風の抽象化をサポートするためのオブジェクトリテラルの拡張を提案
クラスは「コンストラクタ、プロトタイプ、インスタンス」の三つ組をサポートするべきだという意見に緩い合意
単純化された「シンプルモジュール」提案が披露
3 月 14 日 JavaScript エンジン Chakra を搭載した Internet Explorer 9 がリリース; ES5 を完全にサポート
3 月 22 日 JavaScript 1.8.5 を搭載した Firefox 4.0 がリリース; ES5 を完全にサポート
5 月 Brendan Eich による二者択一の提案: アロー関数と復活したブロックラムダ
Google がトランスパイラ Traceur のプロジェクトを発表
5 月 6 日 JS Conf で Dave Herman が多言語に対応した Harmony モジュールローダーを披露
5 月 10 日 Allen Wirfs-Brock, Mark Miller らが共同でクラス提案を投稿
5 月 24–26 日 TC39 で Harmony の「機能凍結」; ストローマンの選別
新しい共同クラス提案をベースとしたクラスが Harmony の機能として受理
会合後の wiki には約 45 個の受理された Harmony 提案が掲載
6 月 ECMA-262 第 5.1 版、およびこれと等価な ISO/IEC 16262:2011 が公開
6 月 22 日 Allen Wirfs-Brock が ES5.1 仕様をコピーし、題名を「第 6 版ドラフト」に変更する
6 月 27 日 Miller が提案したクラスは複雑すぎると Dave Herman が発言; 最小限のクラス設計を勧める
7 月 12 日 Allen Wirfs-Brock が Harmony (ES6) 仕様の初めての作業ドラフトを投稿
10 月 Tom Van Cutsem と Mark Miller がプロキシをダイレクトプロキシに進化させる
11 月 11 日 Dave Herman が「最小限のクラス」ストローマンを投稿
12 月 Dave Herman が「ES6 はオプトインを必要としない」と es-discuss 上で主張
2012 年 2012 年内に 9 つの ES6 仕様のドラフトがリリース
1 月 Dave Herman が TC39 で「One JavaScript」と題されたプレゼンテーションを行う
3 月 19 日 es-discuss で Russell Leggett がクラスの「滑り止め構文」の必要性を訴える
3 月 25 日 Leggett の投稿を受けて、Allen Wirfs-Brock が「最大限に最小限なクラス」を提案
3 月 28–29 日 Brendan Eich の主導でTC39 がアロー関数の採用に合意
2012 年 5 月 「通常オブジェクト」と「奇異オブジェクト」という用語が ES6 仕様で採用
最大限に最小限なクラスの仕様策定に取り掛かることに TC39 が合意
Yahuda Katz と Rick Waldron が初めて TC39 会合に参加; jQuery Foundation を代表
Rick Waldron が会合報告書を作成; 技術会合報告書の様式のシステム化を開始
Q3–4 Jason Orndorff と Dave Herman が Firefox 内に Harmony モジュールとローダーのプロトタイプを作成
9 月 27 日 最大限に最小限なクラスを含んだ ES6 仕様のドラフトがリリース
10 月 Microsoft が TypeScript トランスパイラを発表
12 月 「ECMA-402 第 1 版 ECMAScript 国際化 API」が公開
2013 年 2013 年内に 8 つの ES6 仕様のドラフトがリリース
TC39 は提案された機能と仕様に関する問題の大部分を解決
9 月 Rafael Weinstein と Dmitry Lomov が TC39 における新しい仕様策定プロセスを提案
10 月 「ECMA-404 データ交換フォーマット JSON」が公開
プロミスが ES6 に追加; HTML 仕様に入るのを避けるため
11 月 Dave Herman がレルム API の第 1 ドラフトを投稿
2014 年 2014 年内に 9 つの ES6 仕様のドラフトがリリース
TC39 が CommonJS モジュールの設計を採用しないことを Node.js コミュニティが批判
TC39 はポスト ES6 機能の策定で複数のステージからなる新しいプロセスを使い始める
1 月 モジュールとローダーの疑似コードの初期バージョンが ES6 仕様のドラフトに追加
4 月 Douglas Crockford が参加した最後の TC39 会合
Yehuda Katz が ES6 モジュールを Node.js プログラマに紹介するウェブサイト jsmodules.io を作成
6 月 サブクラス化を使ったときの組み込みのコンストラクタの扱いに関して、ブラウザ開発者が ES6 におけるクラスの意味論に懸念を表明
7 月 配列とジェネレータの内包表記が ES6 仕様のドラフトから削除
9 月 モジュールローダーが ES6 仕様のドラフトから削除
9 月 24 日 組み込みクラスのサブクラス化に関する問題に対して二つの対立する再設計が示される
10 月 モジュールの (ローダーを含まない) 仕様が ES6 仕様のドラフトで完成
2015 年 2015 年内に 8 つの ES6 仕様のドラフトがリリース
1 月 27 日 サブクラス化におけるコンストラクタを含む ES6 の目立った問題について TC39 が最終的なコンセンサスに達する
2 月 トランスパイラ Babel (別名 6to5) が発表
3 月 TC39 が ECMAScript 2015 仕様を Ecma 総会に提出することを承認
4 月 14 日 ES2015 の最終ドラフトが TC39 wiki に投稿
Q2–Q4 TC39 は新しいプロセスに従って ES2016 提案と長期的な提案に取り組む
6 月 17 日 「ECMA-262 第 6 版 ECMAScript 2015 言語仕様」と「ECMA-402 第 2 版 ECMAScript 国際化 API」が Ecma 規格として承認
7 月 Allen Wirfs-Brock が ECMA-262 プロジェクト編集者を退任; 後任は Brian Terlson
2016 年 6 月 14 日 「ECMA-262 第 7 版 ECMAScript 2016 言語仕様」と「ECMA-402 第 3 版 ECMAScript 国際化 API」が Ecma 規格として承認
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